2011年8月1日月曜日

身近な昆虫シリーズ バッタの仲間

庭の僅かな芝生スペースもちょっと足を踏み入れると大小様々なバッタの仲間が飛び出してきます。私の認識としては、草むらから飛び出てきて跳ねるムシは全てバッタなのですが、そんな訳もないので真面目に調べてみます。

バッタの仲間には以下のような分類があるそうです。いずれも不完全変態(ふかんぜんへんたい)といい、成虫と幼虫の姿がよく似ていてそのまま大きくなります。芝生の上を歩くと小さいバッタが大量に飛び出てきますが、これらは幼虫です。

因みに、ゴキブリも同じグループの昆虫ですので、屋内で小さなゴキブリをみたら要注意です。
  • バッタ目(もく)
    バッタ科
    コオロギ科
    キリギリス科
  • カマキリ目
    カマキリ科
  • ゴキブリ目
    ゴキブリ科
  • ナナフシ目

バッタ
トノサマバッタ(wikipediaより)
Locusta migratoria.jpg
イネ科の植物を食べます。(我が家では芝生)

ショウリョウバッタ(wikipediaより)
ショウリョウバッタ(オス)
オスは飛ぶときに「チキチキ」と音を鳴らす。(別名:チキチキバッタ、コメツキバッタ)
日本に住んでいるバッタの中で最大種であるそうだ。
イネ科の植物を食べます。(我が家では芝生)

コバネイナゴ(いわゆるイナゴ)(wikipediaより)
Oxya yezoensis November 2007 Osaka Japan.jpg
イネ科の植物を食べます。(我が家では芝生)

キリギリス(wikipediaより)

キリギリス画像
トノサマバッタよりもやや体長が短く高さがある。鳴き声は、「ギー、チョン」
雑食です。また、繁殖が終わると、冬を待たずに死んでしまうので、冬場の餌の心配は
そもそも不要だそうです。夏を目一杯楽しむ方が合理的だと言えそうです。

ウマオイ(wikipediaより)
ウマオイの画像
鳴き声は「スィーッ・チョン」

エンマコオロギ(wikipediaより)
Teleogryllus emma Hyogo.jpg
「キリキリキリキリ」と鳴くとされているが、コロコロリー…」や「キリリリー…」または、「ヒヒヒヒヨヒヨヒヨ…」と聞こえる事もある。食性は雑食で、植物の他に小動物の死骸なども食べる。枯れ草の周りや家の基礎、コンクリート塀の周りで見つかる事が多い。

スズムシ(wikipediaより)
Suzumushi.jpg
バッタ目コオロギ科、コオロギ同様雑食であり、よく知られた「リーーン、リーーン」という鳴き声を出す。これは、オスが羽を垂直に立てて左右に細かく震わせ、ヤスリのように細かく摺り合わせる際に出る音である。「リィィィィ・リィィィィ…」と鳴くこともある。しばしば飼育される。もちろん購入も可能である。(私の祖母も飼っていた。)

マツムシ(wikipediaより)
スズムシよりもやや大きく、声も大きい。よく知られているように「チンチロリン、チンチロリン」と大容量の鳴き声で鳴く。流石に唱歌で真っ先に歌われるだけのことはある。国産の鳴く虫の中では高価な部類らしい。

ムシの鳴き声
先ずは、子供の頃に聞いた唱歌でおさらいしましょう。

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